「昨地涌のニューヨーク市場は閑散商状ながら、三指数ともに大幅高。
まさしく「サンタクロース・ラリー」とでもいうような、デイトレーダー
たちの売買でした。
日本市場は、海外投資家不在で閑散商状だけは連動しています。」
■アメリカでは、ほとんどの有力な投資家は休暇に入っています。
「アービトラージヤ―」と呼ばれる、ヘッジ業者も休暇中です。
そのため、相場は一方向に動きやすく、それを活用した、短期取引
が昨日はさく裂した感があります。
今週継続性があるかといえば、ないと考えています。
トランプ政権誕生までは、うかつな動きが取れないからです。
■明日が日本市場では年内最終取引です。年内最終取引から、海外市場
との連携空白の時間帯が続きます。
来週は、日本は月曜日だけ開いていますが海外では市場が開いています。
やはり、トランプ氏の就任までは動きづらいとはいえ、リスクヘッジが
出来ない時間帯はあまり居心地がいいとは言えません。
統合の影響で、信用の買い戻しを急がなくてはならない「日産」が
賑わっていますが、追随は無用です。
買戻しによる「踏み上げ」が終了すれば「材料出尽くし」です。
ゆっくり市場を眺めているのが正解ではないでしょうか。