「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに下落。
日本市場は追随して指数は下落するも、値上がり銘柄数増加。」
■ニューヨーク市場では、明日が、先物、オプションの11月限月の更新日です。
日本でいうSQ算出日です。
かつ、週末は「感謝祭」です。
多くのファンドマネジャーはあまり仕事をする意欲がありません。
「感謝祭」休暇を前にして、手仕舞いを速めた動きだと想定しています。
アメリカは、来年から個人にも「減税効果」が実感できます。
消費の強さが再び回復するかもしれません。
ただし、この「感謝祭」から「クリスマス」までの消費が増加する時期に、関税
の逆風が気になるところです。
AIデータセンターへの投資は、まだ始まったばかりです。
投資資金需要は旺盛であり、格付けの低い中小企業の資金調達がひっ迫します。
FRBの金利引き下げや、QEなどの政策が必要になると考えています。
そのため、結果が出るまでは、市場は落ち着きません。
■日本市場は、堅調です。
値がさハイテク銘柄がアメリカに追随して下落して、指数を押し下げていますが、
値上がり銘柄の数は1200銘柄を超えるなど、値下がり銘柄数を凌駕しています。
指数先物投資家が不在のところを、中長期投資家が支えているという構図です。
詳細は週末の会員向けレポートでコメントします。
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