「昨日のニューヨーク市場は、三指数ともに下落。
中国への関税比率が背景とされていますが、現実的には、
落ち着かない日替わりの政府に嫌気を指しているのが本音だ
と考えています。
日本市場も同様の動きです。」
■投資家は、将来の予見により投資を判断します。
本来、政策担当者のコメントは慎重に発言されるものであり、
「朝令暮改」が相次ぐと、予見自体が出来なくなります。
そういう時に市場の参加している投資家は、まさしく「投機家」
だけです。
投機の動きですから、今日は「上」だと考えればしゃにむに「買い」
を仕掛け、「下」だと思えば「売り」を行う。
いずれも、その日のうちに反対売買を行う。
というものです。
投資の本質的なところから大きく乖離しています。
「丁半博打」と同じです。
こういう時期は、手を出さずに落ち着くのを待つべきです。
■次第に乱高下の幅も縮小してきています。
慌てずに様子見しましょう。