「先週末のニューヨーク市場は、政府幹部による市場への配慮の
コメントが出て、三指数とも上昇しました。
その後、中国からの輸入品に対する高関税の内、「スマホ」に
関しては除外するというコメントがでました。
日本市場は、そのコメントで上昇しました。」
■会員向けのレポートではコメントしましたが、トランプ関税は
本質的には間違った政策です。
トランプ政権が目指しているのは、貿易収支の赤字ではなく、財政収支
の赤字対策なのです。
「関税」は「財政赤字」を縮小させるための交渉の道具に過ぎません。
むしろ、「貿易赤字」はアメリカの地位を上げる手段にもなっいる
モノなのです。（詳細は会員向けレポートで・・）
トランプ大統領の当面の目標は「減税法案」の成立です。
それまでは、様々な「目くらまし」コメントを出して、混乱させます。
いちいち対応しては疲れるだけなのです。
■日本市場は、「スマホ」関連銘柄が株価上昇をけん引しました。
継続性があるかどうか、また、上値が追えるかどうかは疑問です。
既に開始されている日米交渉の行方を見定めるのが正解です。
「宵越しの株は持たない」これを厳守してください。