市場の目「取引時間延長」(2024.11.05)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに下落。大統領選挙を前に
居て動きづらい中小動きでした。
週末開示の雇用統計が、「異常値」を形勢しましたが、雇用統計よりも
選挙の方が影響力が大きいという事です。

日本市場は、週末の売りの買い戻しで上伸しました。」

■本日より取引時間が延長されました。今までの3時終了の想定で、
決算開示を予定していた会社が、ザラ場中での開示となり、影響が懸念
されます。

本日開示された「三菱重工(7011)」の決算は半期の決算は順調に
伸ばしたものの、通期は据え置きとするなど、以前、慎重な姿勢が
嫌気をされました。

各企業は、自身の事業の遂行において「自信」を持つことが必要なの
ではないかと考えています。
とはいえ、「上方修正」した後の「下方修正」が常連の会社もあり、
これはこれで、「オオカミ少年」のように信用がなくなる会社もあります。

TOPIXの指数改革が進む中、個別企業の「株価」や「出来高」が極めて
重要視される時代です。

「配当」「株式分割」「自己株買い」などの資本政策と同様、「株価」
を意識したコメントもより重要になると考えています。

■取引時間が延長されたものの初日は、売買代金も膨らみませんでした。

取引時間の延長よりも、アメリカ大統領選挙の趨勢の方が、大事だと
いう事です。

取引時間の延長は、欧州方面からの投資を促進すると想定しています。

これからです。