市場の目「巻き戻し」(2025.10.14)

「昨日のニューヨーク市場は、三指数ともに反発。
ベッセント財務長官、バンス副大統領による中国との交渉継続発言に
市場が安心感を持ったからです。

日本市場は、下落。
「高市トレード」で損をした投機筋の「巻き戻し」の「巻き戻し」だと
想定しています。」

■トランプ大統領は、「友人ネタニヤフ」氏の窮状を救うために、中東
に出張中です。
パレスティナの惨殺を早く止めなければ、イスラエルへの支持も、トランプ
大統領への支持も、世界中で失われるからです。

もともと2500年前から続く「パレスティナ」と「ユダヤ」の対立です。
簡単に「デイール」で解決する問題ではないのです。

ノーベル平和賞を獲得するためには、「デイール」ではなく、「精神性」を
発揮して、ウクライナロシア戦争を終結させることなのです。

■公明党の政権離脱で、投機筋は「売り」の好機とみています。
しかし、それは、公明党を買いかぶりすぎです。

公明党が政権与党として、総理大臣を決める一度目の投票をしたからと言って
過半数には不足しているのです。

二回目の投票は、過半数ではなく、比較優位となります。
野党が、一致団結する以外に政権交代は起きないのです。

国民民主や維新とすれば、どちらにつけば自分たちの政策が実現するかを
考えるべきです。
それが、次の選挙につながるからです。

政権奪取だけが目的の立憲民主党につくのは、あまりいい策とは思えません。

政治に関する市場の混乱は遠からず収束します。