「昨日のニューヨーク市場は、ダウ平均、ナスダック、S&Pともに
大幅な下落。
トランプ大統領の経済政策に明確な「NO」を突き付けていると
思います。
日本市場は、アメリカでも進む欧州への資金還流の流れが継続
しています。」
■トランプ大統領は尊敬する「マッキンリー大統領」の時代には
無かった情報の速さと資本の移動の速さに改めて驚いているかも
しれません。
株式市場の下落、経済の不安、インフレ懸念、今後の失業者の
増加、社会不安、いずれもきっかけはトランプ大統領の発言に
よるものです。
今後しばらくは、アメリカは、その影響に苦しむと想定しています。
■日本市場は、そろそろ欧州勢の売りが一巡することです。
世界の政治や経済状況が、すさまじい勢いで変化しています。
これまでの傾向から近未来を想定しても間違います。
アメリカの「孤立化」「デジタル以外の影響力の低下」は、反対側で
欧州、とりわけドイツの「再軍備」と「経済的台頭」が起きます。
中国に対する影響力が低下します。
必然的に、日本は軍事力を強化せざるを得ません。
世界史的な大きな転換が正に起きようとしているのです。
■市場は荒れます。
逆指値を厳守する事。常にキャッシュポジションを高めておくこと
を留意してください。