「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに下落。
トランプ大統領の関税政策に対する違法判決、や、多様性排除の
政策を採用する会社に対する、反対など、アメリカは迷走を
始めそうです。
日本市場は、下落。「石破総理崩落」です。」
■「しかるべき時期に責任を判断するが、まず国民の皆さん方が
してほしいと思っていることに全力を尽くす」
と石破総理は、官邸でコメントしました。
実は、このコメントに、石破総理の限界が示されています。
「国民の皆さん方がしてほしいと思っていること」ではなく、
国民のリーダーであれば、曖昧な受動的立場ではなく、「どういう社会
にすべきなのか」「あるべき理想の社会」などを提示することが
必要なのです。
世論が右といえば右を向き、左といえば左をむく、そんなリーダー
は必要ないのです。
ひと昔もふた昔も前の「おみこし型政治家」をイメージしている
石破総理です。
今必要とされている政治のリーダーは、明確にビジョンを語り、
その理想の方向に国を導いていけるリーダーです。
アメリカ、イギリス、EU,中国、インド、ロシア、ウクライナ、みな
そういうリーダーが、国を時代をけん引しているのです。
■受動的「おみこし政治家」は必要がないのです。
日本でも、小泉総理、安倍総理が、その事例を示しています。
岸田総理、石破総理は、小泉、安倍,両総理のはるか以前のスタイル
で、乗り切ろうとして破綻しているのです。
変化を嫌う高齢層や無関心層は、そんな石破総理に懐かしさを感じて
支持しているかもしれませんが、この支持は極めてもろく危ういと
考えています。
彼らは日和見の事なかれ主義だからです。
ピンチが来れば、真っ先に逃げ出したりパニックに陥る人たちです。
■「石破総理コメント」で、株は下がりました。
転換するのは、自民党が、自律的に「総裁選」を前倒しで行うときです。
来週です。