「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに小動き。ダウ平均は小幅安、
S&P、ナスダックは小幅高でした。
日本市場は来週のメジャーSQを控え投機的な動きが継続しています。」
■アメリカは感謝祭から続くクリスマス気分が継続しています。
投機筋もアメリカ国内では鳴りを潜め、日本など他国へ資金が移動している観が
あります。
その一方で、深夜に起きた「韓国の非常事態宣言」と短時間での解除
等、唐突な出来事が起きています。
本日はその影響は軽微でしたが、今後、韓国の政治情勢の脆弱化、不安定さ
は日本に対する信頼の上昇などの影響が出てくると考えています。
その一方、時事通信の報道で、「日銀が12月は金利引き上げを見送る」という
報道が出ました。
■「金利引き上げ見送り」に機敏に反応したのが海外投機筋です。
「円売り」「株買い」の動きが後場から入りました。
まして、来週金曜日は三か月ごとのメジャーSQがあります。
このSQを控えて、ポジション調整などの動きが盛んになっています。
SQに影響するのは主として「日経225」です。
そのために、指数とその関係銘柄が動意づくという動きを見せています。
一方、日本銀行が「金利引き上げを見送り」という情報が入ると、銀行株は
ウリになります。
いずれにしても一時的な思惑で動いている相場です。
継続性はありません。
■やりにくい相場です。
どんな銘柄に投資してもいいですが、「逆指値」だけは忘れずに対応してください。