「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに反落。「トランプ・プーチン
会談」の中身が不透明であり、トランプ大統領の相変わらずの中身の無さに
市場は失望している、という事でもあります。
トランプ関税という、アメリカの「都合」に世界を追随させるという
身勝手さが、どこまで通用するのか、注目です。
日本市場は、明日休場です。
FOMCのけっつかも気になるところです。」
■「トランプ・プーチン会談」は想定通り、プーチンにトランプが適当に
あしらわれた形です。プーチンの「ソ連勢力圏回復」という野望の前には、
「トランプ・デイール」など通用しないという事だと思います。
中東でもイスラエルの暴走を抑えることができません。
「ユダヤ民族へのホロコースト」で世界中の同情を集めたイスラエルですが、
「度を過ぎると」世界中から「反感」を持たれると想定しています。
トランプ大統領が過信している「お友達外交」の限界が見え始めていると
思います。
投資資金の「アメリカ離れ」は続きます。
また現地時間18日、19日にFOMCが開催されます。大きな変化はないと考えますが
何が起きてもおかしくはありません。
休日前に「手仕舞い」をしたいのは当然です。
■「アメリカ離れ」した投資資金の多くは欧州へ還流して、欧州市場の
水準を押し上げています。
この流れは、日本へも到来します。
昨年3月末の日経平均は4万円どころです。
現在株価と比較して、2000円も安い水準です。
年金をはじめ、多くの長期投資家が参入してもいいところです。
アメリカを離れた投資資金は、やはり自国の投資資金が投入されている国へ
向かいます。
三月の権利落ちも今回は簡単に埋めてくるのではないか、そう推測も
しています。