市場の目「材料難」(2025.07.11)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに小幅上昇。
トランプ大統領の理不尽なブラジルへの関税率に世界中から
避難の目が集まります。

日本市場は、オプションSQで寄り付き高。
寄付き後は、売り先行で、もみ合い状況です。」

■トランプ大統領の「錯乱」は続いています。
これまで、幾度となく繰り返している、他国への誹謗中傷と
内政干渉は、度を越しています。

大きな落とし穴にはまりそうな感があります。

■日本市場は、材料難です。
とはいえ、2月期決算会社の第一四半期の開示が始まっています。

「関税」に関係ない会社が多い中で、指数に影響の大きい
ファーストリテイリングの先行き見通しに市場が懸念をしている
様です。
同社株の下落が、日経平均株価を大きく押し下げました。

参議院選挙も今週が折り返し点です。

日本国内ではなかなか材料が出てこないことです。

次の材料を探し出して、物色する動きがそろそろ始まりそうです。