市場の目「模様眺め」(2024.01.29)

「先週末のニューヨーク市場は三指数まちまちの動き。ダウ平均は小高く、ナスダック
S&P500指数は反落しています。

今週のFOMCを前にして、模様眺めというところでしょうか。

日本市場は、強い動きです。」

■週末に入っていた海外からの買い注文で、寄り付きから買い先行の動きでじた。

買い一巡後は利益確定売りに押されましたが、引けにかけて強い動きが続きます。

今年最初のFOMCでは特に大きなサプライズが無いと想定しています。
昨年から継続している「楽観相場」が継続できるようなFOMCの結論を市場は期待して
いると考えます。

また、日米ともに決算開示が続きます。

中国経済の後退が鮮明になりつつあり、アメリカでも中国にバイアスを置いている
テスラの決算が気になるところです。
マグニフィセント7からの脱落も噂されているところです。

■日本の決算開示は31日に最初のピークを迎えます。
まだ、決算数字が大きく上振れした会社は出てきていません。
今後、為替相場の落ち着きにより通期想定を上振れさせる会社が出てくると想定
しています。

本日は月内最終取引でした。
銘柄入れ替えなどの動きが明日以降で想定されます。

相場の方向性は本日はまだ見えていません。
決算開示がきっかけになると考えています。