「ニューヨークは休場日。
日本市場は手掛かり難。わずかな手掛かりは、為替の変動です。
「円安」に戻ったことで、株価は上昇しました。」
■日本市場は、良くも悪くも、まだアメリカ次第です。
日本独自の買い、海外投資家の買いもニューヨークが休場の時は
動きが鈍くなります。
「人気者」トランプ大統領のコメントが、最大の「材料」となっている
ようでは、落ち着いた買い方は、出てきません。
■日本では、「株主総会」のシーズン到来です。
「物言う株主」と自称している投機筋の「株主提案」というパフォーマンス
が終了した後は粛々と株主総会で、会社側の提案が採決されていきます。
「物言う株主」の目的は、「高値で株を売却」することです。
彼らの本音は、その一点なのですが、それを見透かされては、上手に
手仕舞いすることができません。
そのために「株主の味方」「正義の使者」のような「提案」をしますが
中身は会社の将来を見据えたものではなく、極めて短期志向の提案が多い
ようです。
当然です。
彼らの目的は手っ取り早く「儲ける」ことにあるからです。
そろそろ、日本の個人投資家も、便乗していい投資家なのかどうなのか、
自身の判断を持つことが大事です。
■株主総会後には、配当金が支払われます。
アメリカが「株は5月に売れ」であるときに、日本は配当金の支払いで
資金が市場に流入します。
日本株の下支えが手厚くなります。
安い株は仕込む、という事だと思います。