市場の目「焦るトランプ」(2025.07.03)

「昨日のニューヨーク三市場は、独立記念日を控えて動きが
鈍くなっています。
ダウ平均は小幅安、ナスダックとS&Pha上昇していますが、
「雇用統計」を前にして、なにより、木曜日は、半日取引です。
「雇用統計」によるFRBの金利引き下げ期待は、日本市場が
最初に受け止めることになります。

日本市場は、動きが鈍いながらも堅調です。」

■トランプ大統領は、ようやく「減税法案」を上院が通したものの
下院で再び苦戦しそうです。少しでも支援したくて、ベトナムとの
関税交渉成立などを喧伝しています。

しかし、本命は日本です。

参議院選挙突入というこの時期ですが、日本政府担当者には、
もうひと踏ん張りしてほしいところです。

■日本市場は、日米関税交渉の早期着地を見越しているかのような
動きです。

自動車や製鉄が堅調です。

投資資金が循環している観があります。

いずれにしても、今晩のアメリカの統計数字を確認してから、という事に
なりそうです。