「週末のニューヨーク市場は三指数ともに小幅安。日本市場は連動して
安寄りしましたが、引けにかけて、盛り返しました。
今週金曜日はSQの日です。しかも「メジャーSQ]です。」
■日本市場は薄商い。
5月27日の3兆3800億円いらいの3兆3100億円となり、今年最低の水準
でした。
「閑散に売りなし」ではありませんが、薄商いで売り物が出ない中
値上がり銘柄が1200銘柄を超え、指数は上昇しました。
日経平均が39000円を超えてくると、指数先物投資家や短期投機家には
6月のメジャーSQの水準が気になり始めます。
日経平均40000円、40500円に積みあがっている、「売りポジション」
を何とか「踏み上げ」に持ち込みたい。
そういう企図が見え始めているかもしれません。
■日米の中央銀行イベントの週です。
大きな材料が出にくい週であり、本来動きづらい週ではあります。
しかし、日経平均の水準が、微妙な水準まで回復したことで、投機筋の
こころが動きます。
週末に向けて仕掛けが始まるかもしれません。