市場の目「薄商いの買戻し」(2025.12.19)

「昨日のニューヨーク市場は、CPIの発表で三指数ともに
小幅上昇。
日本市場は、日銀利上げ決定ごに続伸。」

■昨日開示のアメリカのCPIは、市場想定より下回る数字でした。
しかし、これは政府閉鎖の影響を受けて、重要指標が加味されて
いないこと、調査期間が感謝祭の「ブラックマンデー」の時期が
含まれており、値引きが多くなっていたこと、などから、あまり
信頼性が高い数字とは言えません。

アメリカの金融政策はすでに「インフレ」から「雇用」に移って
います。

CPIの数字が正常化したとしても、金利低下が続くと想定しています。

■日本市場は、買戻し。

ニューヨーク市場の強さが頼りですが、年末に向けての個人投資家
の「損だし」が峠を越したことが背景ではないでしょうか。

以下週末のレポートでコメントします。