「先週末のニューヨーク市場は、ダウ平均以外は小幅上昇。ダウ平均は
下落しています。
週末のシカゴ先物市場で、日経平均株価が大幅に下落しており、その流れで
本日の日本市場は、下落しています。」
■「円安」「債券安」「株高」のシナリオで海外投機筋は、動いていました。
とりわけ、日本の国政選挙が行われるとの情報が流れてからは、加速しました。
週末に起きた、日米当局による「為替介入」で、その投機筋の「ポジション」
が毀損しました。
本日の株式市場の下げは、ポジション調整がその背景にあると考えます。
「円安」「債券安」「株高」のシナリオを再構築しなければなりません。
再構築の方向は、政権選挙が終わるまでには明確になります。
これから選挙運動中に語られる各党の政策が相場を動かします。
■財政出動が増加して、経済を活性化させるという単純シナリオを見直す必要
があります。
財政出動は活性化するが、国債の増発は行われない→「債券高」
景気刺激の政策が推進される→「株高」
経済活動の活発化により日本の貿易黒字が増加する→「円高」
という「トリプル高」になる可能性もあります。
オールドマスコミや評論家は、先入観による思い込みで、単純シナリオに
傾きがちです。
株価が上がれば必ず「バブル傾向」などというコメントをします。
「バブル」の定義もあいまいなままです。
■いずれにしても、相場の動きはこれからです。
物事が動き出すときに、多くの人々や傍観者は、「自己保身」に動きます。
つまり、利益確定、現金比率の増加などです。
しかし、そういう人たちは、物事が動き出して、流れが見え始めると一斉に
市場に参加してきます。
つまり、今は「嵐の前の静けさ」ということです。
