「昨日のニューヨーク市場は三指数とも上昇。
エヌヴィデアの決算を控えて、期待感で上昇したと考えています。
日本市場では、シカゴ先物市場での日経平均6万円を意識して
急騰しましたが、売りに押され、上昇幅を縮小しました。」
■エヌヴィデアは、アメリカ最大のオプション残高を持つ銘柄です。日経平均
先物、オプションの10倍以上の残高を一銘柄で集めています。
それだけに決算の影響は、まず、オプション市場に現れ、オプション市場の
動きが、現物市場に影響します。
そのため、株価に反映するときには、時間差が出ます。好調な決算から日本市場
の半導体関連株の上昇を想定して、先物市場は「6万円」を付けました。
しかし、現実は、そうはいきません。
オプション市場は、少ない金額で投資ができますし、期待感などで、大きく上値が
ついていることがあります。
そのため、思わぬ株価変動が起きるのです。
■日本市場でも日経平均のコールオプションが最も積みあがっているのが「6万円」
の水準です。
この水準が近づいてくると、さらに先物が買われます。
本日の動きは、加速した先物買いが、後場から失速した、ということだと考えて
います。
3月13日に控えているSQは、三か月に一度の決済日でもあります。
決算調整の売りが終了した気配もあり、相場は「6万円」突破に向かいそうです。
